ゲーテが愛したフランケンワインの故郷、ロマンティック街道の北の起点ドイツ、ヴュルツブルグへ
2020年 08月 11日
ドイツ、ヴュルツブルグに1泊して、イタリアのかかと、プーリア地方を目指します。
ヴュルツブルグの世界遺産、レジデンツの看板。
マリエンベルグ要塞が見えてきました。手前には葡萄畑。
ホテルからの景色。
左はマルクト広場に建つ色彩が印象的なゴシック様式のマリエンカベレ(マリア礼拝堂)。
ノイミュンスター教会。世界遺産のヴィース教会も手掛けたツィンマーマン兄弟の華麗な内部装飾があるそうです。
夕食は、地元で人気のBacköfele(バックエーフェレ)。
時間も早かったので、まだ空いています。
メニューを決めて、お店の人にお勧めのフランケンワインを聞いたら、楽しみにしていたフランケンワインならではのボトル(平たく、丸みを帯びたボックスボイテル)ではありませんでした。普通のボトルのフランケンワインもあるんですね。ライムの香りがする少しミネラルな食事に合うワインでした。
フランケンワインをこよなく愛した著名人として、真っ先に挙げられるのがドイツを代表する文豪ゲーテです。
ゲーテは、1806年、妻宛てにこんな手紙を送っています。
「いつもの気に入りのワインがなくなると、私はとても不機嫌になる。他のワインでは口に合わないのだ。どうかもう少しヴュルツブルガー(ヴュルツブルクのワイン)を送っておくれ」
ショイフェレ(Schäufele)、豚肉を煮込んだもの。クネーデル(じゃがいものお団子みたいなもの)と一緒に。
ソーセージの盛り合わせをイメージしていたのですが、想像していたものと違いました。でも、美味しかったです。
りんごのパンケーキ。生地がカリカリしていて美味しかった。
食後は、アルテ・マイン橋の方へ。マイン川沿いにはベンチが沢山あります。
アルテ・マイン橋。
向こうには、葡萄畑の頂上にそびえるマリエンベルグ要塞。
by Laviequotidienne | 2020-08-11 07:27 | ドイツ