【プーリア州】イタリア最東端、アドリア海を望む人気のリゾート地オートラントへ

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バジリカータ州のマテーラから220kmのイタリアの最東端、プーリア州サレント半島のオートラントへ。
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ゴールの旗の場所がオートラントです。まさにイタリアのブーツのヒール部分です。
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オートラントに到着。
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今年のイタリア人のバカンス先のアンケートで、今までシチリアが1位だったそうですが、今年はプーリアが1位だったそうです。イタリア人は、夏休みはイタリア国内で過ごす人が多いそうですが、町を歩いて感じたのですが、オートラントは、イタリア人の観光客がほとんどだったと思います。プーリア州は海が綺麗なことで有名ですが、なかでもこのオートラント近郊のアドリア海は、「グイダ・ブルー」という海の美しさを評価する本で常に自然が守られていて、美しい海の上位にランクされ、オートラントは、プーリアで最も人気の高いリゾート地だそうです。納得の本当に美しい海です。

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城壁。1480年、大量の軍艦を連ねてやってきたオスマン・トルコ軍が、繁栄していたオートラントの町を徹底的に破壊します。オスマン・トルコ軍は、城、城壁、教会、家を壊し、民衆をとらえてイスラム教への改宗を強要し、拒むものは容赦なく首をはねました。
現在オートラントの旧市街を取り囲む物々しい城壁は、この1480年の惨劇の後にこれまでの防備を強化するために再建されたものだそうです。
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リゾートらしく、素敵なビーチサンダルのお店が多かったです。
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1088年にノルマン人によって建てられた大聖堂。
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この大聖堂の見どころは、内部の床に広がっているモザイクです。
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入口に立つと、まず足元には2頭のインド象があります。背中合わせに立つその2頭のインド象の背から中央祭壇に向かってまっすぐ太い幹があります。幹の両側に枝が張り出し、動物や人がその間をびっしりと埋めています。これは「生命の木」と呼ばれるもので、旧約聖書において不死の象徴でした。
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旧約聖書、神話、歴史、文学などの場面が描かれています。アレクサンダー大王。
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800平米にも及ぶ床モザイクを手掛けたのは、12世紀の修道士パンテレオーネで、文字の読めない人々に神の世界を伝えるのが目的だったそうです。
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大聖堂の建物はオスマン・トルコ軍によって破壊され、一時はモスクになっていたそうですが、床モザイクは当時のまま残っています。
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現代イラスト画みたいです。
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奥の礼拝堂には、イスラム教への改宗を拒んで殺された殉教者800人の頭蓋骨がガラス張りの壁面にぎっしりと供えられています。
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中世らしい、想像上の動物達。
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4つの体をもつライオン。
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バベルの塔。
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ノアが、神に啓示を受けている場面。現役の教会として使われているため、床モザイクの上には信者のための椅子が置かれています。
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イブと蛇。
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アダムとイヴ。木に上って禁断の実を求めるイヴと、後ろで引き止めるアダム。
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12個の大きな輪が、4つずつ3段になっています。これは月の寓意で、左上から右下へ、1月から12月までそれぞれの労働の場面と、その月の星座が描かれています。これは中世の聖堂で好まれた図像で、モザイクでこれだけ完全に現存するのはここだけだそうです。

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人類で最初の殺人とされる、「カインとアベル」のエピソード。
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1本1本の線がとても表情豊かで、見れば見るほど引き込まれていきます。
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地獄とサタン。

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二枚舌!

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結局この床モザイク全体で何を意味しているのか正確にわからないところが、更に魅力を増しているそうです。

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ワインショップでプーリア州のワインを購入

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ギリシャの島への定期船も出ているそうです。
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透明で美しいアドリア海に後ろ髪を引かれながら、50km先のレッチェに向かいます。

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日本で買えるプーリア州のワイン(主な土着品種:ネグロ・アマーロ、プリミティーヴォ、ネーロ・ディ・トロイア、ボンビーノ・ネーロ、ボンビーノ・ビアンコ)


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by Laviequotidienne | 2014-08-20 18:01 | イタリア  

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