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海と断崖とカラフルな5つの村が一体化した世界遺産、チンクエテッレ

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トレントのドゥオーモに別れを告げて、
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380km先のリグーリア州のモンテロッソ・アル・マーレを目指します。
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かなりの山道を乗り越えて、リグーリア州のモンテロッソ・アル・マーレに到着。こちらは新市街のビーチ。

岩壁に張り付くように点在するモンテロッソ、ヴェルナッツァ、コルニーリア、マナローラ、リオマジョーレの5つの村を合わせてチンクエテッレ(5つの土地)と呼ばれています。チンクエテッレとと隣のポルト・ヴェーネレ、パルマリア島を含めてユネスコの世界遺産に登録されています。モンテロッソを拠点とし、明日他の4つの村を巡る予定です。
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11世紀頃に要塞都市として生まれたチンクエテッレの村々は、以後1000年にわたって、隣の村との往来は船で行われていたそうです。陸の孤島だったため、独自の文化・芸術が育まれ、今でも往時の面影が残っているそうです。
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モンテロッソの旧市街と新市街を分ける岬に立つのアウロラ要塞。入り江の断崖絶壁は自然の要塞として好都合だったそうです。
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トンネルを通って旧市街へ。
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縞模様が可愛らしいサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会。
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ワインの箱が可愛らしくディスプレイされています。
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旧市街のビーチ。明日の村巡りのために新市街へ行き、列車の時刻表をもらってきました。
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行く予定だった旧市街のレストランが閑古鳥が鳴いていて、呼び込みまでしていたので、ちょっと不安になり、客層が良さそうな雰囲気のRistorante Ciakに入ってみました。

チンクエテッレのワイン。岩が多い痩せた土地で唯一成功したのが葡萄栽培だったそうです。これはチンクエテッレの主生産者の1つ、BURANCOのもの。ちょっと高めのものをオーダーしたら、想像していたフレッシュな若い飲みタイプのものではなく、シェリーのような味でした。

主生産者:カンティーナ・チンクエ・テッレ(Cantina Cinque Terre)、カッペリーニ(Cappellini)、ブランコ(Buranco)
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いわしの前菜。
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イカのグリルと書いてあったのですが、タコのグリルでした。
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スパゲッティ・ジェノベーゼ(Spaghetti al Pesto)。深い味わいで気に入りました。
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魚貝のフリット。
入店してから30分後位には満席になって、サービスも機敏、お料理も美味しく、人気店のようでした。

明日は早起きをして残り4つの村を巡ります。

リグーリア州の主な土着品種:ヴェルメンティーノ、ピガート、ロッセーゼ、オルメアスコ

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日本で買えるチンクエテッレのワイン




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by Laviequotidienne | 2014-07-31 21:59 | イタリア  

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の土着品種(ノジオーラ・マルツェミーノ・ラグレイン)のワイン

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オーストリアからブレンネル峠を越え、国境に接するアルト・アディジェ地域からヴェローナ方面に向けて南下する道は、かつてモーツァルトやゲーテも憧れのイタリアに入るため通った場所です。トレンティーノ・アルト・アディジェ州のトレントのブオンコンシリオ城が見えてきました。ホテルで少しゆっくりしてから、
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町の中心、ドゥオーモ広場へ。ドゥオーモは、ロンバルディア・ロマネスク様式。中央のネプチューンの噴水は、バロック様式です。
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ドゥオーモ広場に面するワインバースクリーニョ・デル・ドゥオーモ(Scurigno del Duomo)で夕食。

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テラス席は満席でしたが、店内はまだ空いています。
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トレンティーノ・アルト・アディジェ州は、更に北部アルト・アディジェ地方、南部トレンティーノ地方に分けられるそうですが、トレントを中心とするトレンティーノ地方の主な土着品種ノジオーラ(白)を使ったワイン。苦味の少しある独特のナッツ風味のある興味深い辛口ワインでした。写真はないですが、モーツアルトのお気に入りでオペラ『ドン・ジョヴァンニ』の一節に「ワインを注ぎなさい。素晴らしいマルツェミーノを!」と歌わせたマルツェミーノ(赤)とラグレイン(赤)も頂きました。ラグレインは、墨汁という表現がぴったりな不思議な味に感じましたが、アーモンドを思わせる高貴な感じのマルツェミーノは、気に入りました。今回はエノテカ(ワインショップ)に行く時間がなかったので、品質が高いと言われているイゼーラのマルツェミーノを購入したいです。

80年代のイタリアブームでのスーパータスカンブーム、そのブームをリードしたアメリカの景気が冷え込んだ90年代には、近い将来待ち受ける新興国とのワイン競争、カベルネ・ソーヴィニヨンなどのフランス品種を使ったスーパータスカンへの疑問から、イタリアらしさを追求するため、スーパータスカンで培ったワイン技術を使って、それまでバローロなどの一部の高いレベルのワイン以外は、地元消費用の域を脱していなかった土着品種の向上に力を注ぎ、土着品種の名前をラベルに誇らしげに表記しているのが、イタリアワインの現状だそうです。今回の旅は土着品種を意識してイタリアを巡る予定です。

主生産者:Cavit(カヴィット)、Zeni(ゼニー)、S.Margherita(S.マルゲリータ)、San Michele(サン・ミケーレ)、Concilio(コンチリオ)、La Vis(ラ・ヴィス)
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イカのサラダ。オレンジ風味で爽やか。
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かぼちゃとリコッタチーズのクリーム、ホタテとムール貝添え。
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トレンティーノ・アルト・アディジェ州特産のスペック(豚のもも肉を塩漬けしてからスモークし、さらに熟成させた生ハム)を含む生ハムの盛り合わせ。
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手作りのグリッシーニも、美味しかったです。
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あんずだけとスペックの手打ちのタリアッテッレ。
お料理も美味しく、サービスもテキバキしていて、グラスワインが充実しているので、気に入りました。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州の主な土着品種:ノジオーラ、マルツェミーノ、ラグレイン

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by Laviequotidienne | 2014-07-31 01:57 | イタリア  

カンディンスキーとミュンターが暮らしたムルナウのミュンターハウスへ

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ヴュルツブルグから350kmのムルナウのミュンターハウスを目指します。

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ランチにサービスエリアへ。ドイツのサービスエリアは、意外ですがフランスと比べるとずっと充実していて美味しいです。
パニーニもイタリアの多くのサービスエリアより美味しい印象があります。
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ミュンヘンに近いせいか、サービスエリアにダルマイヤーのコーヒーも!なんだか贅沢な気分。
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日本にも支店があるので、ご存知の方も多いと思いますが、ダルマイヤーはミュンヘンが本店の300年以上の歴史のあるヨーロッパ屈指の一流デリカテッセンです。

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南ドイツでは、美しい壁画の家やレストランを多く見かけます。
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ムルナウに到着。ミュンターハウスの手前にカンディンスキーの絵とその景色のプレートがあります。
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ミュンターハウス。ミュンヘンのレンバッハ美術館でミュンターハウスを知ってから、ずっと訪れたかった場所。
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館内は、写真撮影は禁止です。ミュンターの描いたカンディンスキーの夕食後の絵Kandinsky and Erma Bossi, after Dinner(1912)のテーブルやインテリアは、特に感激でした。
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ミュンターハウスの庭。
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ここからもこの教会が見えます。
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ミュンターハウス近くには、カンディンスキー通りがありました。
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350km先の今日の宿泊地、イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のトレントに向かいます。

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カンディンスキーファン必見!ミュンヘンのレンバッハ美術館


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by Laviequotidienne | 2014-07-30 16:02 | ドイツ  

ゲーテが愛したフランケンワインの故郷、ロマンティック街道の北の起点ドイツ、ヴュルツブルグへ

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バカンスの季節がやってきました。どこの海を目指しているのでしょうか?
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ドイツ、ヴュルツブルグに1泊して、イタリアのかかと、プーリア地方を目指します。

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ヴュルツブルグの世界遺産、レジデンツの看板。

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マリエンベルグ要塞が見えてきました。手前には葡萄畑。

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ホテルからの景色。

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左はマルクト広場に建つ色彩が印象的なゴシック様式のマリエンカベレ(マリア礼拝堂)。

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ノイミュンスター教会。世界遺産のヴィース教会も手掛けたツィンマーマン兄弟の華麗な内部装飾があるそうです。

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夕食は、地元で人気のBacköfele(バックエーフェレ)。

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時間も早かったので、まだ空いています。

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メニューを決めて、お店の人にお勧めのフランケンワインを聞いたら、楽しみにしていたフランケンワインならではのボトル(平たく、丸みを帯びたボックスボイテル)ではありませんでした。普通のボトルのフランケンワインもあるんですね。ライムの香りがする少しミネラルな食事に合うワインでした。

フランケンワインをこよなく愛した著名人として、真っ先に挙げられるのがドイツを代表する文豪ゲーテです。
ゲーテは、1806年、妻宛てにこんな手紙を送っています。

「いつもの気に入りのワインがなくなると、私はとても不機嫌になる。他のワインでは口に合わないのだ。どうかもう少しヴュルツブルガー(ヴュルツブルクのワイン)を送っておくれ」 
 
(今回ヴュルツブルグで買ったワインは、こちらの3本。)

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ショイフェレ(Schäufele)、豚肉を煮込んだもの。クネーデル(じゃがいものお団子みたいなもの)と一緒に。

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ソーセージの盛り合わせをイメージしていたのですが、想像していたものと違いました。でも、美味しかったです。

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りんごのパンケーキ。生地がカリカリしていて美味しかった。

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食後は、アルテ・マイン橋の方へ。マイン川沿いにはベンチが沢山あります。

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アルテ・マイン橋。

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向こうには、葡萄畑の頂上にそびえるマリエンベルグ要塞。

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モーツアルトもヘッセも、ヴュルツブルグの美しさに賞賛の声を惜しまなかったそうです。

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by Laviequotidienne | 2014-07-29 23:40 | ドイツ